マトリックス レザレクションズ
1999年に公開され、革新的な映像技術とストーリーで社会現象を巻き起こしたSFアクションの金字塔「マトリックス」。2003年に公開された続編「マトリックス リローデッド」「マトリックス レボリューションズ」で3部作完結となった同シリーズの新たな物語を描く、18年ぶりとなるシリーズ新章。主人公ネオを演じるキアヌ・リーブスが過去作と変わらず同役を担当するほか、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスらが続投。ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役を「アクアマン」のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ネオの宿敵スミス役をドラマ「マインドハンター」のジョナサン・グロフが新たに演じ、ニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらが扮する新キャラクターも登場する。シリーズの生みの親であり、過去の3作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとった。
「いきなり『マトリックス レザレクションズ』を観たエノサワさんにも、超解りやすい!18年前のマトリックス旧3作の解説!」
「今僕らが生きている世界は仮想現実で、現実は機械の奴隷にされているディストピアだった!という、当時の旧作の革新性!」
「ラナ・ウォシャウスキー曰く、本作でマトリックスシリーズは完結?」
「ウォシャウスキー監督から離れすぎてしまったマトリックス」
「ワーナー・ブラザース的に、監督抜きでも続編を作りたかった!」
「米大統領選2020において、Qアノン(反証され信用されていないアメリカの極右の陰謀論もしくは結社)に、政治的利用された」
「ゲーム会社の同僚は、マトリックスファンの比喩?」
「『ジョン・ウィック』シリーズを経た、キアヌ・リーブスのアクションの円熟味と、キャリー・アン・モスの熟女の色気」
「マトリックスにかかる、ディストピアと全体主義の比喩とテーマ」
「ジャン・ボードリヤールの『シミュラークルとシミュレーション』に書かれる「情報のコードの母型(=マトリックス)」がマトリックスの語源」
「第一作目を撮る前に、『シミュラークルとシミュレーション』と読まされるキャスト陣達」
「シミュラッテ(カフェ)で戦うキアヌ・リーブス達」
「胡蝶の夢(夢の中の自分が現実か現実の方が夢なのかといった、思想家の荘子(荘周)による説話」
「ディストピアの特徴。
・見せかけの理想社会の裏で、プロパガンダで洗脳し、治安組織が制裁。
・表現の自由がないが、一般市民は生活が満たされ気づかない。
・格差社会で、貧困階級・賤民が存在することが巧みに隠されている。」
「『ゼイリブ』1988年公開のジョン・カーペンター監督による映画。人間に変装した宇宙人たちによって知らぬ間に支配されている世界が舞台であり、主人公はふとしたことから入手した特殊なサングラスを通して宇宙人の変装を見破れるようになり、その状況を暴露するために奔走するという内容。人類がなにものかに知らぬまま支配されているという点が共通している。」
「18年前観た時には、『攻殻機動隊』のパクリ映画としか思わなかった、、が!」
「つまり「奴隷の平和」「過酷な現実」どちらがいいか?というマトリックスのテーマ」
「今の現実社会で言えば、例えば、中国は、GDP世界2位で、自分たちは豊かで不自由だと思っていない」
「その裏で、中国では、2019年-2020年香港民主化デモで強烈な弾圧をやっているように、言論の自由がない。Google検索が使えない。TwitterやFacebook、Instagramもない。天安門事件も検索出来ない。でも、彭 帥(ポン・シュアイ)さんも、ヴィッキー・チャオなど芸能人消される。それでオリンピックのボイコットになっている。」
「でも中国人は、自分たちは豊かで不自由だと思っていない。今日明日楽しく暮らせれば、満足。でも自分たちの自由が制限されている事に慣れている。」
「事実中国では、前マトリックス三部作は公開禁止。だが海賊版DVDがヒット。今回、オリンピックのボイコットを受けて、渋々公開するかもと言われている。」
「ジャン・ジャック・ルソー「社会契約論」奴隷は繋がれた鎖によって全てをなくしてしまう。「そこから逃れたい」という欲望さえも。」
「マトリックス リローデッドで、マトリックス(仮想現実)に還りたい!と裏切るメンバーのシーン」
「鬼滅の刃 無限列車編の、魘夢の左手にある口から発せられる言葉を聞くと、強制的に眠らされるという血鬼術は、マトリックスと同じ?」
「Vフォー・ヴェンデッタ。「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が製作と脚本を担当。大ファンである「フロム・ヘル」「ウォッチメン」の人気コミック作家、アラン・ムーアの同名コミックを映画化。ヒューゴ・ウィービングが、V役」
「舞台は、二〇〇六年の公開当時から見た近未来の二〇二〇年、十一月。第三次世界大戦が終わり、アメリカは植民地となり、イギリスは独裁者サトラーが支配する全体主義国家となっている。サトラー=「ヒトラー+サッチャー」」
「選ばれた攻撃目標は3箇所。小学校 地下鉄駅 浄水場。最初の数週間で死者数百人。メディアの扇動でパニックが広がり。国は大混乱に陥り、彼らの目的は達成された。汚染以前に選挙結果を予測できる物がいただろうか。そして選挙後に治療薬が開発された。神の御業と言われたが、その製薬会社は党幹部の支配下にあり、彼らは大金持ちになった。1年後過激派が逮捕され処刑される一方犠牲者の慰霊碑が建てられた結局 この計画の最大の武器は”恐怖”だった。”恐怖”が利用され国家に新たな役職ができ”終身議長”としてサトラーが就任した。その後は知ってのとおりだ。」
「コロナ禍の予言的映画。Vフォー・ヴェンデッタ。」
「フィルターバブル=インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること。」
「精神科医は、インターネットサービスで人々を扇動する、GAFAの象徴?」
「冷戦は激化した事を選んだのは、為政者ではなく大衆であるという研究」
「元朝日新聞記者にジャーナリスト・むのたけじ(本名・武野武治)によると、第二次世界大戦中に、朝日新聞に検閲はなかった。」
「週刊文春の編集長によると、「皆さんに観たいものを見せているだけ」。」
「NHKスペシャル『エゴ・ドキュメントから迫る | 新・ドキュメント太平洋戦争1941 開戦』、戦争を心配する幼子の母が、開戦の空気に意気揚々と変わっていく様」
「コロナ禍も、息苦しい全体主義社会を、日本人全体で醸成している怖さ」
「アニマトリックスで描かれる、なぜ人間がエネルギー源にされたのか?という過程の怖さ」
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