ラジオジ

シネオジ新レギュラー「エノサワさん」のご紹介！その昔、映画会社で映画の興行に携わっていた経験や、映画の大学院で勉強、自主映画の経験など、多彩な経歴をインタビュー。また、最近の解釈の正解を求める映画批評の傾向から、これからのシネオジの映画評のあり方を模索する回！

「エノサワさんは、イサヤマさんの中学の同級生。昔、映画会社に勤めていた経験。」

「一番幼少期に観て、印象に残った映画は、角川春樹監督・ムツゴロウさん原作の『REX〜恐竜物語〜』とイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニの『欲望』」

「なんて自由な発想で作られる映画なんだと思った！」

「レコード会社に就職して、映画事業の仕事に回されるも知識がなく、映画の大学院に入学、映画の作り方を学ぶ」

「自分でも自主映画を撮ってみたが大変だった、、（詳しくはラジオジ過去回で）」

「洋画のアート映画をビジネスにする方法。大作洋画の必ずヒットさせる事の出来る先輩社員。」

「アート映画を、日本人の文脈に合わせて日本で宣伝するかが重要」

「今は、映画評論家や口コミで広がる。SNS以前の世界では、テレビCMで観客の反応を伝えていた！」

「SNS全盛時代では、このCMの手法は通じない。現代では映画の宣伝がやりづらくなっているのではないか？」

「現代では映画の宣伝がやりづらくなっているのではないか？」

「音楽もCD売るより、ストリーミングで回すのは難しい」

「昔は外れそうな映画（洋画）でも、宣伝で料理してヒットさせる事が出来たが、今は面白くヒットされる余地がある映画でないと映画を買付出来ない」

「邦画は、面白そうでは動きづらい。原作がヒットされていたり、テレビの劇場版や有名俳優を起用されているなどもあるが、あくまで加点要素」

「そういう意味でも『茜色に焼かれる』が短期間で制作出来たのは、すごい事！」

「ほとんどのアート映画は赤字？パトロンでもいるのかな？もしかしたらワークショップの収入の方が大きいかも？」

「エンタメ事業で儲かりづらいのは、スクール事業に手を出しやすい」

「アート映画が作られている国は政府の支援があったりするか、それなりの市場がある。日本人は自分の国の映画産業を大事にしよう！応援しよう！」

「ドラマ映画が好きだが、エンタメ超大作にもドラマが隠されているものもある」

「最近の映画評は、解釈の正解を求めるものが多い」

「戦前のイデオロギー的な映画評から、蓮實重彦氏の表象文化論、町山智浩氏の映画の裏側から読み解く評論という流れ」

「映画の構造や解釈の仕方のみを説明する映画評番組が多すぎる。そこから脱却し、映画から何が読み取れ、そこらから考え思考・思想する番組にしたい」

「流行に遅れたくない！というファスト映画を観る最近の傾向とも同じ？」

「映画の感想は自由！褒めるのも貶すのも自由！」